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私が作った唐揚げを、子どもが「もっともっと」と食べてくれることがあります。食べ過ぎではないかと思うほどで、これは嬉しいです。
冷凍や市販の唐揚げは、あまり食べないこともあります。同じ料理でも食べ方が違う。そんな様子を見るたびに、料理を始めた頃とは、私が料理に求めるものもずいぶん変わったと感じます。
子どもが生まれる前、私は料理をほとんどしていませんでした。育休に入ってからは、妻に休んでもらうために家事をすべて担当するようになり、料理もその一つとして家族の食事を用意していました。
育休中は、毎日3食を作っていました。
自分が食べたいものを作っていた頃
最初の頃は、一品物を作ることが多かったです。そこから副菜をいくつか覚え、少しずつ品数を増やせるようになりました。定番の料理なら、レシピを見なくても作れるくらいには手慣れていきました。
当時、料理を選ぶ基準はとても単純でした。自分が食べたいものや、作ってみたいものです。
レシピや動画を見れば作り方は分かります。それでも、実際に作ると思ったようにならないことは何度もありました。同じように作ったつもりでも、見た目や味が違う。それを繰り返しながら、少しずつおいしく、見た目もよく作れるようになっていきました。
その変化が、私には面白かったのです。
今振り返ると、この時期に料理を覚え、アレンジできるようになったことが、子どもと同じものを食べるようになってからも役に立っていると感じます。
子どもと一緒に食べるようになって変わったこと
子どもは1歳ぐらいから、大人と同じものを食べるようになってきました。
何かの日を境に、急に食事を切り替えたわけではありません。気づけば、家族で同じ食卓を囲むことが増えていました。
以前は「自分が食べたい」「これを作ってみたい」が料理の出発点でした。子どもと一緒に食べるようになってからは、そこに「どうアレンジしたら一緒に食べられるか」という考えが加わりました。
子どもは、大人と同じものを食べると喜びます。だから我が家では、子ども用を一から別に作るよりも、同じところは同じまま作り、必要なところだけ変えることが多くなりました。味付けを薄くしたり、刺激を少なくしたり、具材の形を変えたりします。
一方で、子どもが食べないものや、大人向けに刺激が強いものは、子ども用を別に準備します。
何でも同じにするのではなく、その料理に合わせて変えています。
パスタは仕上げまで同じにする
パスタでよく作るのは、リュウジさんの「至高のペペロンチーノ」です。
大人用と子ども用で、最初から二つのパスタを作るわけではありません。
子どもと一緒に食べるときは鷹の爪を入れず、味付けは仕上げまで同じです。大人用は最後にオリーブオイルを足して絡める程度です。

自分たちが食べる料理を少し変えるだけで、子どもも一緒に食べられる。それをおいしそうに食べてくれると、やはり嬉しいです。
チャーハンは野菜の形を変える
チャーハンでは、パスタとは違う部分を変えています。
子どもが食べやすいように、野菜はハンドブレンダーでペーストにしてから作ります。野菜をペーストにするので、パラパラのチャーハンにはなりません。
我が家で使っているのは、BRAUN マルチクイック5のMQ535GYです。商品リンクでは同じシリーズの別モデルであるMQ50001Mを紹介していますが、アタッチメントの構成は異なります。本文の調理経験は、実際に使っているMQ535GYでのものです。
それでも、味付けはほぼ同じです。
うどん、ラーメン、カレーの分け方
うどんでは、子ども用には納豆を絡めます。大人は納豆にオクラ、キムチ、生卵を加えて食べます。
同じうどんでも、最後に加えるものが違います。
ラーメンは、子どもには無印のチキンラーメンをあげ、大人はインスタント麺をアレンジして食べることが多いです。大人と同じラーメンを子どもにあげるときは、水で薄めます。
カレーは、ルーを入れるまでは一緒に作ります。
パスタでは鷹の爪を入れず、チャーハンでは野菜の形を変えます。うどんでは最後に加えるものを変え、カレーでは途中まで一緒に作ります。
同じ食卓で一緒に食べるためのやり方は、料理ごとに少しずつ違っています。
朝食にも、同じものと分けるものがある
今は週末に料理を作るのはたまにですが、毎日の朝食は私が準備しています。
もともと夫婦では、パンとヨーグルト、タンパクオトメが毎朝の朝食でした。そこに子どもが加わるようになり、朝食の形も少し変わりました。
子どもは、トースターで焼かないしっとりしたパンが好きでした。そこでホームベーカリーを購入し、しっとり仕上がる国産小麦を使ってパンを作っていました。
パンとヨーグルトは一緒に食べます。
一方、大人が飲んでいるタンパクオトメを子どもも飲みたがったので、子どもにはミロを用意するようになりました。
同じ食卓に並んでいても、すべてが同じというわけではありません。一緒に食べるものもあれば、それぞれに合わせて分けるものもあります。
家族3人で過ごす時間はどの場面も好きですが、一緒にご飯を食べる時間もその一つです。
「もっともっと」と食べてくれる嬉しさ
以前の私は、自分が食べたい料理を選び、それをうまく作れるようになることを楽しんでいました。
今も料理を作ることは好きです。ただ、楽しみ方は少し増えました。
どう変えれば子どもと一緒に食べられるかを考えることも、私にとって料理の楽しみになっています。そして、同じものを子どもと一緒に食べることも楽しいです。
その中でも、私が作った唐揚げを「もっともっと」と食べてくれたときの嬉しさは、やはり特別です。
料理の手間が減ることよりも、一緒に同じものを食べるのが楽しい。
自分が食べたいものを作るところから始まった私の料理は、今では、家族で一緒に食べるために少しずつ変える料理になっています。
