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私は40歳で初めて父親になりました。子どもが生まれた当時、仕事ではマネージャーやプロジェクトリーダーを務めていました。それでも育児となると、知らないことばかり。子どもがおしっこをするたびに、おむつを替えていたほどです。
40歳で父親になって良かったと感じるのは、育休に向けてお金の備えができたことです。一方で、子どもが成長するにつれて感じたデメリットは、体力面の課題です。そして、そうした良い面や大変な面とともに心に残っているのが、毎日初めてのことに出会う新鮮さです。
仕事や人生の経験があっても、育児では初心者だった
仕事では部下を持つ立場になり、40歳までにさまざまな経験を重ねてきました。ところが、子育て自体には、その経験が役立ったと思うことはありませんでした。
「全てが初めての体験で右往左往していた記憶があります。」
その一つがおむつ替えです。あまりに無知だったので、子どもが生まれてからしばらくは、1回おしっこをするたびにおむつを替えていました。
その後、何かの機会に「今のオムツは数回オシッコしても大丈夫、時間で変えればいいですよ」と言われました。「えーっ」と驚いたのを覚えています。それを知るまでに、私はたくさんのおむつを消費していました。
仕事では経験を積んでいても、初めての育児では手探りでした。おむつについて教えてもらったときの驚きは、そんな当時の私をよく表していると思います。
育休のお金を準備できたことは、40歳で父親になったメリット
育児そのものは初めてのことばかりでしたが、お金の面では、それまでの積み重ねを生かせたと感じています。
以前からリベ大でお金について学んでいたこともあり、妊娠が分かってから育休に入るまでに、給付金では不足する分のお金を準備できました。妊娠中から備えていたため、大きな心配にはなりませんでした。
将来のための積立NISAなども取り崩さずに、7カ月の育休を終えることができました。
若い頃と比べると、収入と支出にも変化がありました。
収入面では、私は転職を経て、運よく年功序列の企業に勤めています。若手の頃に比べると、基本給も役職手当も増えています。
支出面では、若い頃は衣服にお金をかけ、平日は毎日スタバでコーヒーを買い、おしゃれなバーにも行っていました。今では服を買うことはめったになく、買うときはユニクロのセールを利用しています。コーヒーは自宅で、全自動のデロンギ マグニフィカSを使い、まとめ買いした加藤珈琲の豆を楽しんでいます。好きなウイスキーも、自宅でお気に入りのリーデル ヴィノムのグラスで飲んでいます。
好きなものは今も楽しんでいますが、若い頃よりお金を使う場面はずいぶん減りました。こうした収入と支出の変化も、育休のお金を準備できた背景の一つだったと思います。
デメリットは、子どもの成長とともに感じた体力の負担
子どもとの暮らしで大変だと感じているのは、体力面です。子どもが成長するにつれ、その実感も変わってきました。
生後半年ごろまでは、抱っこ紐で散歩をしたり、季節の花を見に行ったり、公共交通機関を使って出かけたりしていました。当時は子どもをまだ軽く感じ、外出する時間も短かったため、疲れることはありませんでした。
それが1歳ごろ、子どもの体重が10kg近くなると、抱っこする負担を感じるようになりました。
子どもが歩けるようになってからは、父子2人で出かけるようになりました。夏の暑い日には、朝6時に公園で一緒に全力で遊んでいたこともあります。子どもにはどんどん体力がついてきており、私もついていくために体力をつけなければと感じています。
そこで、学生時代に体を鍛えていた経験を思い出しながら、筋トレを頑張っています。まずは子どもと遊びながらのトレーニングです。抱っこして高い高いをしたり、スクワットをしたりしています。ほかに、腕立て伏せやプランクをすることもあります。
40歳で始まった、初めてのことばかりの毎日
育休のお金を準備できたのは、40歳で初めて父親になった私にとってのメリットでした。体力の課題は、子どもの成長とともに実感してきたデメリットです。でも、父親になってからの日々には、その二つだけでは表せない経験がありました。
おむつ替えで驚いていた頃から、抱っこ紐で出かけ、子どもが歩けるようになってからは一緒に公園で全力で遊ぶようになりました。知らないことに戸惑いながら、次々と初めてのことに出会ってきました。子どもの成長につれて、向き合うことも変わっていきます。
40歳で、毎日が初体験。その日々は、私にとってすごく新鮮でした。
